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もしワラ

もしテレビは見ないし外にも出ないオタク女がお笑いファンになったら

オタクだった自分にとってのお笑いとの出会い

私はずっとずっとオタクだった。


子供の頃にネットを知って、違法アップロードされているアニメを見たり、ニコニコ動画を見たり、そして気づいたらネットしか自分の居場所がない、オタクになった。


そして、何かに没頭するマニア的な意味でのオタクになったキッカケは、ボーイズラブとの出会い。

最初、私は某少年漫画が好きだったのだが、ファンアートを見てる時にボーイズラブ作品を見かけてしまい、不快な気持ちになった。

ですがその不快な気持ちは私にとって新鮮なものだった。

新鮮なものに対しての刺激を受けた。そして、気づいたらBLの虜になっていた。


そして私は、ただストーリーを楽しむだけだった漫画が、自分の好きなキャラが作者の手によって発言して動いて、更に好きなカップリングで喋っただけで、その日は一日中幸せになれるくらいの、幸福感を得られるようになった。

そしたらもうこの作品は私にとって生活の中心となった。こんなにたくさんの幸せをくれるものに初めて出会えたから。


オタク女の楽しみ方は、ファン達がそれぞれ妄想を繰り広げて絵を描いたものを、アップする。それを私達は見て、更にその絵描きのファンにもなる。そういうものがある。


そして、オタク女をこじらせると、先に好きな絵描きの知らない作品のBL作品を見て、それでその作品を好きになるなんていうこともある。

最近の作品の中ではいわゆる腐女子人気で、大ブームが起きている作品が増えていると思う。

作者はそれを望んでいるのか、はたまたこのようなゴキブリみたいな腐女子を恨んでいるのか分からないが、腐女子とは自分の幸せや自己顕示欲の元に生きている。


そう。作品に対する尊敬は二の次な人間が多い。

正直、たしかに作者は実在するが、キャラは実在しないので、自由にやったところで迷惑はかからないのである。

むしろ、ファンが沢山いるな、面白いなら見てみよう、といってファンが増えていくかもしれない。

きっと今オタクが世に増え、ひとときの幸福感を得ようと次ハマる作品を探し回っている人間が沢山いるせいだと思う。新しいアニメが始まれば、すぐそっちに群がっていく。


作品自体の面白さなど関係ない。

オタクは、えがきやすいイケメンや萌えキャラが喋って動いて、自分の作品が評価され、同人誌が売れることや、グッズを買ってバッグにつけまくり、服を推しの色で統一して街を練り歩き、大声でオタク仲間と知識自慢をしたりして。

自己顕示欲が満たされることが、それはもう作品への愛情表現そのものなのだ。


長々と申し訳ないが、私は上記の痛々しいオタクそのものだ。

ここからは偏見も入るが、オタクは難しい言葉をアニメで覚えそれを使いたがるためにテレビで幼稚な発言をしてるタレントを見下す。ネットの記事を信じ込むので、芸能人やテレビ局は日本を潰そうとしてるヤクザ集団思い込む。なんとなくイケメンや美人にキャーキャー言う風潮を嫌う。お笑い芸人なんかより自分が好きなギャグアニメのが百倍面白いと思っている。

オタクってこんな感じ。


正直これがほぼ、当てはまるんじゃないかというくらい芸能というものに興味がなかった私は、ちょうどハマっていたジャンルに対する熱が冷め、次にハマるアニメに出会えるのを待ちながらふと、名前なんてほとんど知らない人たちがたくさん出てる名前の知らない年末年始特番を見ていた時のことでした。


そういえば昔、芸人の絵を描いていたオタク女がいたなぁ。


たしかおぎやはぎとかさまぁ~ずだった気がする。確かにテレビ嫌いのオタクながらに、あの人たちの気張ってない緩いスタンスは好きだ。そして、オタクは自分が思うに仲良しとコントが好きだと思う。仲良しが好きな説明は省くが、コントはキャラの創作だから。


お笑いを見てみよう。

そして私は一瞬で射抜かれた。二次元キャラのような気だるい雰囲気をまとった、色っぽくて、Sっ気のある立ち振る舞いに。

それがバナナマンの設楽さんだ。


調べれば調べるほど、天才だった。相方とも仲が良く、コントをしてる姿はバラエティとはまた違い、若い頃はトゲのあるブラックなネタなんかも作っていて、単独ライブのジャケットはオシャレだし、グッズもあるし。そして何より設楽さんは、日村さんの面白さを世に知らしめる天才だった。気付いたらバナナマンの虜だった。

今までと違ったのは、好きになった人物が実在してることだった


今までは放送されるアニメや、時々行われるイベントだけ追ってれば自分が知らないことなんて一切なかったが、売れてる芸人は、週に何回も番組でその姿を見ることが出来て、しかも設楽さんは関東ローカルで(当時私は関西住み)週に5回朝の番組のMCをやっているらしい。

もう、ファンの人が描く絵を見るみたいな今までの私の習慣は覆された。これだけ好きなものだけに没頭したのは初めてだった。出演番組が始まる時間にテレビの前に座って、録画した。


きっと、生粋のお笑い好きと二次元オタクからお笑いを好きになった私との違うとこはバラエティ番組を欠かさず見たとこだと思う。

バラエティ番組で、好きなものが動いて喋って、私の知らない情報をまた話してくれる。仲良しエピソードなんかを話してくれたときにはもう嬉しくてしょうがなかったので、絶対に見逃すわけには行かない。そして、好きなコンビがいるってだけでどんなクソつまらない番組でもクソ面白かった。これはオタクなら分かると思う。


そして私の中で起きた熱狂的なお笑いブーム

は、現実世界が忙しくなったせいで、少しずつ沈静化したのだが、

私はお笑い好きでバナナマンが好きで、まだ味わっていなかった刺激があった。

生で本人達を見ることと、事務所ごと好きになることと、テレビ出演がとても貴重で何度も何度も見返すことと、頼むから売れてくれ、好きになってくれと周りに勧めたりすること、あと、漫才をやっていること。

私は実はバナナマンは生で二回ほどしか拝見したことがない。単独ライブなんか行けた試しがない。


そんな自分が、こじんまりとした会場で行われるライブ中心の芸人にハマったきっかけを次は書きたいとおもう。